和トモス:夏を涼しく快適におしゃれに乗り切ろう!限定生産の本麻100%で作った上質甚平!
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【プロジェクトを立ち上げたきっかけ】
毎年、夏になると話題になる地球温暖化。
今年の夏の3か月予報で、全国的に平年以上の猛暑が予想されております。
実際に今年の夏も暑いと感じておられる方も多いと思います。
【本麻の甚平で涼しく動きやすく】私たちは、上記のように弊社ではここまで「和」をテーマにした衣類(デニム生地の作務衣や麻の甚平・浴衣)や足袋、下駄を取り扱わせていただきました。
昨年もそうでしたが、屋内でも熱射病に倒れるは高齢者を中心に多く、特に今年は、新型の感染症を防ぐための外出自粛の影響で身体が暑さに慣れていない方が多く、熱中病対策には例年以上の注意が必要です。
さらに、ウイルス対策のマスクをしていると熱がこもりやすく、蒸し暑さを増す日本の夏をどう乗り切るかも、命にかかわる大問題です。
「涼しくて快適な衣類」があれば、夏の蒸し暑さや外出自粛の毎日も、快適に安全に過ごせるのではないでしょうか。
その中でも、昨年発表した希少麻を使った綿麻混紡の甚平には、多くの反響をいただきました。
日本の伝統的な夏の衣類に使われてきた麻の涼しさ、爽やかさを体感した皆様から、
「混紡でこんなに涼しいなら、本麻100%はもっといいのでは?」
といったお問い合わせも多くいただきました。
実は、本麻100%ではなく混紡としたことには、理由があります。
というのは、高級素材である本麻100%となると、商品価格がどうしても高くなってしまいます。
以前に企画して作った混紡甚平は「一部の裕福な方に向けた贅沢品」となってしまうことを避けるためでもありました。
はいえ、本麻100%なら、「麻」の良さをもっとダイレクトに感じてもらえるのではないだろうか…という気持ちもありました。
こうした経緯で、「本麻100%で、手にしやすい価格で、夏の和服を作る方法はないか」という模索が始まりました。
以前にご紹介したデニム作務衣などを作ったメーカーや、卸会社の方々らに問い合わせ、試行錯誤の末に完成したのが、今回の「本麻100%の甚平」です!
【生地から作ることで中国での製造が可能に】
今回、コストダウンのカギとなったのは「海外で作れるか」という課題です。
というのは、人件費を下げようと海外の工場に縫製を依頼する場合、ネックとなるのが生産の最低ロット数が大きいことでした。
少数の発注数では、縫製を受けてもらえません。
そこで私たちは、先述したメーカーや卸会社の協力のもと、和装縫製の実績が長い中国工場に、「生地づくり」から依頼することを考えました。
大量の生地を発注し、その生地から数種類の商品の縫製を依頼することで、甚平などひとつひとつの商品は、通常よりも小さなロットで受注してもらおうという考えです。
これが、本格的な本麻100%の高級生地を使って、普段着としても使える価格に抑えることができた理由です。
【部屋着としての甚平の魅力】
甚平は簡単に着ることができ、着心地も良いと国内外で人気が高まっています。
部屋着として着るにはもちろん、コーディネートによっては、普段の外出やデートにも使える、粋な夏の装いです。
着ているもので涼しさを感じることができれば、熱中病予防やエコにもつながります。
【麻で感じる上質な「和」】
今回の甚平に使っている素材は、年々高騰を続ける麻100%(本麻)です。
下の画像がその化研データです。
本麻は、汗の吸収や通風性が良く、昔から夏服の和服につかわれることが多い素材です。
麻のシャリッとした肌触りは、いかにも夏らしいテクスチャーです。
今回の素材は、さらに通気性や肌触りを良くするために、「楊柳(ようりゅう)」という織り方を採用しました。
「楊柳(ようりゅう)」は、緯糸を縮ませて、縦しわを作った平織物のこと。
しわが柳の葉を重ねたように見えることから、この呼名がつきました。
「楊柳」には、本麻の良さをさらに引き出す、以下のような特長があります。
・丈夫でしわになりにくい
・美しいシボが見た目にも清涼感を与える
・さらっとした肌触り
・吸汗性、速乾性がさらに優れている
・肌に当たる面積が減り、風通しが良い
・通常の麻よりも、肌へのあたりが柔らかい
熱中病対策にぴったりで、さらりと着られる軽さも魅力です。
これは科学繊維やほかの素材では出せない特長といえるでしょう。
【モニターの声】
・着た瞬間、冷たく感じ、驚きました。熱がこもらず、涼しさが持続します。(40代男性)
・最初手にしたときは、ちょっと硬い?と思いましたが、着てみるとだんだん肌に馴染んでいくような優しい肌触りです。(40代男性)
・締めつけ感がなくて、お腹も楽(30代男性)
・派手な柄の甚平は子供っぽい感じがしますが、これは大人っぽくて気に入っています(40代男性)
・上質感が見た目でも分かるので、他の人に差をつけられそうです(40代男性)
・甚平自体がとてもシンプルな無地なので、ハットなどと合わせるとおしゃれ(20代男性)
【現代社会にフィットした機能性】
今回の生地は、派手な色・柄ものではなく無地系としました。
色は黒と紺の2色です。
楊柳の風合いが上品なアクセントになっています。
どなたにも着こなしやすい、シックでモダンな甚平を目指しました。
また、普段遣いの利便性に考慮し、スマホや小銭などちょっとしたものを入れておけるよう、ポケットは上着の左前に1箇所、ズボンの両脇と後ろにも付けました。
さらに、ウエストは座った時や食事の後などに苦しくないよう、洋服のズボンのようにボタンとファスナーをつけ、後ろ側はゴムで伸縮が可能。
さらに紐をつけることで、和の風情を感じていただけるデザインに仕上げました。
【サイズ選びはどうしたらいいの?】
初めて甚平を着る方の中には、そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
まずはこちらのサイズ表でご確認ください。
サイズ表
M
胸囲 88~96cm
胴囲 76~84cm
身長 165~175cm
L
胸囲 96~104cm
胴囲 84~94cm
身長 175~185cm
LL
胸囲 104~112cm
胴囲 94~104cm
身長 175~185cm
サイズは、高身長の方もお買い求めいただけるよう、LLサイズまで用意しました。
基本的には身長や普段の洋服のサイズで選べばOKです。
ズボンの腰囲はゴムと紐で調節できます。
胸囲は前を重ねて着るのであまり関係はありません。
さまざまな体型の方に、同じ衣類で対応できるミニマムさも、和装の魅力ですね。
【着て洗って、あなただけの1枚に】
夏の普段着ということで、洗濯はどうする?と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
高品質な本麻はクリーニングに…ということはないので、ご安心ください。
自宅で、洗濯機で洗ってOKです。注意点は、塩素系及び酸素系漂白剤やタンブル乾燥はNGであること。
甚平は洗濯ネットに入れて洗濯機へ、洗剤は無蛍光洗剤を選んでください。あとは、日陰でつり干しし、あて布をあててアイロン仕上げすればOKです。
着たり洗濯したりするうちに、生地に柔らかさが増し、だんだんと風合いの変化が現れるのも麻素材の魅力の一つ。
あなただけの甚平を育てる楽しみがあります。
【まとめ買いもおススメ】毎年の麻の価格は上がってきてしまっていますが、少しでも多くの人に本麻と甚平の良さを知ってもらうため、価格を精一杯抑えました。
そのため今回の布地で製造は終了し、追加発注はできません。
流行に左右されない甚平は、何枚かまとめて買っておき、部屋着用・外出用と分けたり、家族お揃いで着たりするのもオススメです。
また、大人の男性や外国の方への贈り物としても喜ばれます。
1枚で着て部屋着に、扇子やハット、サンダルなどと合わせておしゃれな外出着にと、1枚あれば夏に大活躍の甚平。
こんな魅力的な甚平を、さらに本麻の肌触りを、多くの方に知ってもらい、蒸し暑いと嫌厭されがちな日本の夏を快適に、おしゃれに過ごしてもらいたいと考えています!
この夏は「和」の装いで、素敵に過ごしてみませんか。以上となりますが、最後に今回の企画者からのコメントです。
「今回は麻100%の甚平を用意してみましたが、今年の夏は非常に暑いかと思います。特にマスクをつけての外出が多く蒸れると思いますので、せめて服装で快適になっていただければと思います。」
リスク&チャレンジ
<リスク&チャレンジ> ・カラーについて 掲載商品の色味はできるだけ忠実に再現しておりますが、本麻100%の生地のため光の反射が強くディスプレイ環境から見ると写真で見るより、実物は若干色が濃い点、ご注意願います。 ・商品の仕様について 開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる場合もございます。 ・納期について ご支援の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。