和トモス:最高級本麻を使った清涼性抜群の本格!本麻作務衣!
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【プロジェクトを立ち上げたきっかけ】
例年、梅雨明けから夏本番になる7月以降は、熱中症患者が急激に増える季節です。
そこで心配なのが熱中症!
実は、熱中症は屋内で起きることも多いとご存知でしょうか。
今年の夏は昨年以上の暑さに加え、いつまで続くかわからない新型感染症による外出自粛の影響で、自宅でいかに涼しく過ごすかが例年以上の課題となると思います。
今年は何かと品切れが話題となっています。今のうちから、涼しい部屋着を用意しておき、猛暑と「巣ごもり」に備えませんか。
【麻の作務衣で涼しく動きやすく】
私たちは、上記のように弊社ではここまで「和」をテーマにした衣類(デニム生地の作務衣や麻の甚平・浴衣)や足袋、下駄を取り扱わせていただきました。
次に必要とされるものはなんだろうか……そう考えているとき、お客様から
「本麻100%の作務衣はないですか」
という問い合わせをいただきました。
たしかに、言われる通り「本麻100%の作務衣」は珍しいのです。
というのも、本来作業着である作務衣といえども、本麻100%でつくるとなると、非常に高価になるからです。
また本麻100%の作務衣は一部の方に向けた高級品で売るのが難しいと、取り扱う店も少なくなっているのが現状です。
作務衣の良さはすでに以前のプロジェクト(裏起毛デニム作務衣)でもご紹介しているとおりで、なおかつ夏の衣類の素材としての「麻」の魅力も何度かご紹介しています。
こうした背景から、作務衣を本麻100%で、なんとか手にしやすい価格で作る方法はないか、という模索が始まりました。そしてデニム作務衣を作ったメーカーや卸会社の方々らに問い合わせ、話し合いを進め、完成したのが、今回の「本麻100%作務衣」です。
【生地から作ることでコストダウンでの製造が可能に】
今回、コストダウンのカギとなったのは「海外で作れるか」という課題です。
というのは、人件費を下げようと海外の工場に縫製を依頼する場合、ネックとなるのが生産の最低ロット数が大きいことでした。
少数の作務衣では縫製を受けてもらえません。
そこで私たちは、メーカーや卸会社の協力のもと、和装縫製の実績が長い中国工場に、生地づくりから依頼することを考えました。
大量の生地を発注し、その生地から数種類の商品の縫製を依頼することで、作務衣などひとつひとつの商品は、通常よりも小さなロットで受注してもらうことに成功しました。
この交渉によって、本格的な本麻100%の高級生地を使って、普段着にも使える価格に抑えることができたのです。下記の画像がその化研データになります。
【部屋着としての作務衣の魅力】「作務衣」は、禅宗の僧侶が掃除や料理、薪割りなどの「作務」を行うときに着る衣類です。
近年、海外では禅宗の考え方が宗教を離れ、「ZEN」や「マインドフルネス」として知られるようになり、人気を集めています。
スティーブ・ジョブズのトレードマークであった黒のタートルネックは、「ZEN」や「作務衣」をヒントにしたと言われているくらい、国外からの評価も高い衣類です。
もとが作業着ということで動きやすさは抜群です。一方で、作業着とはいえ禅宗のキリッとした品格も感じられ、料理人や菓子・蕎麦等の職人、飲食店の制服などにも使われています。今回の作務衣も、裾は紐で締められるようにしてあり、活動しやすさに配慮。
長袖・長ズボンなので夏の日焼け対策にもなり、家事など屋内で動き回るときはもちろん、ちょっと外に出るときにもオススメです。
【本麻の特徴】今回、作務衣に使っている素材は本麻です。
品質は、検査機関に送って品質検査済み。正真正銘の麻100%という試験結果をいただきました。
本麻は、汗の吸収や通風性が良く、昔から夏服の和服につかわれることが多い素材です。麻のシャリッとした肌触りは、いかにも夏らしいテクスチャーです。さらに今回の素材は、さらに通気性や肌触りを良くするために、「楊柳(ようりゅう)」という織り方を採用しました。
「楊柳(ようりゅう)」は、緯糸を縮ませて、縦しわを作った平織物です。しわが柳の葉を重ねたように見えることから、この呼名がつきました。
「楊柳」には、本麻の良さをさらに引き出す、以下のような特長があります。・丈夫でしわになりにくい
・美しいシボが見た目にも清涼感を与える
・さらっとした肌触り
・吸汗性、速乾性がさらに優れている
・肌に当たる面積が減り、風通しが良い
・通常の麻よりも、肌へのあたりが柔らかい
熱中症対策の部屋着として、春から秋にさらりと着られる軽さも魅力です。これは科学繊維やほかの素材では出せない特長といえるでしょう。
【モニターの声】・触っただけでひんやりしていて驚きました。着てみると本当に涼しいですね。(50代男性)
・最初手にしたときはちょっと硬い?と思いましたが、着てみるとだんだん肌に馴染んでいくような優しい肌触りです。クセになります(40代男性)
・ポケットもありスマホや小銭の持ち歩きに便利です(30代男性)
・黒を着てみました。洗濯時の色落ちはそれほど気になりませんね。大人っぽくて気に入っています(40代男性)
・薄くて軽い。さらっとしていて汗のじっとり感がありません。(30代男性)
【普段使いに便利な本麻作務衣】
今回の生地は、目立ちすぎる派手な色・柄ものではなく、どなたにも着こなしやすいシックでモダンな無地系で黒と紺の2色です。楊柳の風合いが上品なアクセントになっています。
普段遣いの利便性に考慮し、スマホや小銭などちょっとしたものを入れておけるよう、上着とズボンの両方にポケットをつけました。
また上着は、洋服と合わせて夏の羽織物として使うのもオススメ。ランニングやTシャツ1枚ではちょっと…というときに羽織るのもいいでしょう。
【サイズ選びはどうしたらいいの?】
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。まずはこちらのサイズ表でご確認ください。
サイズ表記
M
胸囲 88~96cm
胴囲 76~84cm
身長 165~175cm
L
胸囲 96~104cm
胴囲 84~94cm
身長 175~185cm
LL
胸囲 104~112cm
胴囲 94~104cm
身長 175~185cm
サイズは、高身長の方もお買い求めいただけるようにLLサイズまで用意しました。基本的には身長や普段の洋服のサイズで選べばOKです。
ズボンの腰囲はゴムと紐で調節でき、裾にも紐がついています。胸囲は前を重ねて着るのであまり関係はありません。
さまざまな体型の方が同じ衣類を着ることができるミニマムさも、和装の魅力ですね。
【着て洗ってあなただけの1枚に】
夏の普段着ということで、洗濯はどうする?と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。高品質な本麻はクリーニングに…ということはないので、ご安心ください。
自宅で、洗濯機で洗ってOKです。注意点は、塩素系及び酸素系漂白剤やタンブル乾燥はNGであること。
作務衣は洗濯ネットに入れて洗濯機へ、洗剤は無蛍光洗剤を選んでください。あとは、日陰でつり干しし、あて布をあててアイロン仕上げすればOKです。
着たり洗濯したりするうちに、生地に柔らかさが増し、だんだんと風合いの変化が現れるのも麻素材の魅力の一つ。
あなただけの本麻作務衣に育てる楽しみがあります。
【ベーシックなデザインだからまとめ買いもおススメ】
近年、麻の価格が上昇し、今後は今の価格では作れないことが予想されています。
そのため今回の布地で製造で今年分は終了し、追加発注は今年いっぱい予定されていません。
ベーシックで飽きがこない作務衣は、何枚かまとめて買っておくのもおすすめです。
何枚かあっても例えば…
・家族がお揃いで着る
・女性がゆったりオーバーサイズの部屋着に
・特に熱中症が心配なご高齢の男性の部屋着に
・和風や「ZEN」がお好きな外国の方への贈り物に
と、いろんな楽しみ方が出来るかと思います!
蒸し暑いと嫌厭されがちな日本の夏を粋に、快適に過ごしてもらいたいと考えています。この夏は「和」の装いで、素敵に過ごしてみませんか。
以上となりますが、最後に今回の企画者からのコメントです。
「今回は麻100%の作務衣を用意してみましたが、今年の夏は非常に暑いと言われているので今回の浴衣は非常にご活用していただけると思っております。
また麻100%の甚平等も企画を進めていきますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」
和トモスについて
今まで和服・小物関係で多くのプロジェクトをMakuake様にて実施させていただきました。
多くの方々からの応援購入と、色々な反響を頂き、本当に励みになっております。
今回も新たなプロジェクトを実施することで、皆さまのお役に立てることができればと思っております。
もし本プロジェクトも興味を持っていただけた方は、着数限定でのご用意とはなってしまいますが、ぜひ応援購入のご検討をお願い致します。
リスク&チャレンジ
リスク&チャレンジ <リスク&チャレンジ> ・カラーについて 掲載商品の色味はできるだけ忠実に再現しておりますが、本麻100%の生地のため光の反射が強くディスプレイ環境から見ると「やや色が薄く見える傾向があります。」そのため実際には黒無地と紺もどちらともですが写真で見るより、実物は若干色が濃い点、ご注意願います。 ・商品の仕様について 開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる場合もございます。 ・納期について ご支援の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。